結婚指輪は左手?

結婚指輪はいつからスタンダードに?

もともと日本では結婚指輪をプレゼントする風習があったわけではなく、これはおよそ50年前くらいからスタートしたと言われています。
それまでは結婚指輪を贈り合うこともありませんでしたし、キリスト教式の結婚式もかなりめずらしいものでした。
結婚指輪は古代ローマ時代からスタートしたという古い歴史がありますので、ヨーロッパではスタンダードな文化でしたが、戦後日本にもどんどんそういった文化が入ってきたことによって定着していったのではないでしょうか?
今では結婚指輪をお互いにプレゼントするのは当たり前になっていますし、結婚式での指輪交換は大きな目玉のひとつになっています。

結婚指輪は左手につけるの?

一般的に結婚指輪は左手につけるようになっており、これを読んでいる皆さんの認識もおそらくそうではないかと思います。
結婚式で指輪交換をする際には左手の薬指をあけておかなければなりませんから、婚約指輪は右手につけておきます。
なぜ左手につけるのかと言うと、左手は心臓から近い位置にあり、ハートにつながる、相手の心をつかむという意味が込められているそうです。
また、丸いリングは永遠に途切れることのない愛と意味しています。
このように結婚指輪にはそれぞれ伝えられてきた意味があることを理解するとより神聖な気持ちになります。

必ず左手につけなければいけないわけではない

ただ、これはあくまでもヨーロッパから伝わってきた文化で、必ず結婚指輪を左手につけなければいけないと決まっているわけではありませんし、右手につけたところで問題もありません。
たとえば左利きの人にとっては左手を使う機会も多いですし、指輪が邪魔になることもあるでしょうから、その場合は右手につけてもいいのではないでしょうか?
重要なのは意味を理解し、お互いは思いあって指輪を身につけることなのです。
まずはどういう流れで結婚指輪の文化が入ってきたのか調べてみるといいでしょう。